【 サーボモーター制御盤製作記録(その1)のご案内 】
各写真はクリックで大きい画像が見れます
発注元 |
F社 様
先方のご要望により伏せさせて頂きます |
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設計 |
F社 様 |
組み立て |
当事務所 |
本件は制御盤の製作のみの依頼です。
各制御機器類、制御BOXはご依頼元からのご支給、電気回路図も提供されています。
当方では配線材のみを容易するだけとなっています。
製作仕様として特に指定が無いので、当方の標準的な仕様とさせていただきました。
(製作仕様)
基本仕様書
諸元
・ 1次側電源単相100V15A端子受け
・ 主幹ELB3P 内部側面取りつけ、操作レバー外部露出
・ 電源投入表示灯取りつけ
・ 主要機器 三菱電機製 PLC、サーボ、タッチパネル
・ 制御BOXステンレス無塗装表面処理なし
・ 装置組込設置、IP20相当、強制空冷排気FAN、防塵なし
・ 制御電源DC24V
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盤側面にはコマンドスイッチが配置されました。
電源投入の回路はACから、PLCへの入力はDC回路となっています。
配線ダクトの配置が段になっているのは、スイッチをよける為とリレーの配置スペースを稼ぐのが目的です。
通常リレーを横並びさせますが 縦配置で逃げています。 |
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中央に見えるのはサーボアンプです。
こちらも通常での取りつけは、正面(コネクタなど端子面)を手前側とし設置します。
今回はコネクタの差込猶予等をBOXサイズの都合で確保できませんので写真のように横向きでの設置になっています。
操作ボタンや表示灯もあり、操作性が悪くなるのですが、ご依頼もとの了解にて配置しています。
アンプの陰で見えませんが、パワーサプライ(DC電源)も奥に並べています。
ただ、換気扇位置から熱対流がしにくくなりますので、取りつけブラケットには通気穴を複数空けています。 |
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PLCの収まるBOXと別に配置される操作パネル用のBOXです。
タッチパネルと操作スイッチが収納されます。
こちらも、BOXサイズに余裕が無く、扉面に取り付けた機器類の配線は全て露出状態です。
電圧がDC24Vのみとなっていますので、充電部保護は機器カバーのみで対応です。
扉可動部に沿う形となる配線はスパイラルチューブで保護となります。
この間でのノイズ混入、放射なども考慮の必要が無いと思われますので シールドは無しです。
写真内にエアバルブが見えますが、今回は当方での考慮は必要無しとの指示を受けています。 |
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上記BOXの正面です。 |
本件での作業において提供された機器類の内、サーボアンプとPLCを接続するケーブルが専用ターミナルを選定されておりました。
しかしながら、BOX内での配置に無理が生じる為、このターミナルを使用せず、コネクタからのバラ線での接続と変更しました。
その他においても、必要最小限での仕上がりとなっています。
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