【 サーボモーター制御盤製作記録(その2)のご案内 】

各写真はクリックで大きい画像が見れます

発注元 F社 様
先方のご要望により伏せさせて頂きます
設計 F社 様
組み立て 当事務所

本件は制御盤の製作のみの依頼です。
各制御機器類、制御BOXはご依頼元からのご支給、電気回路図も提供されています。
当方では配線材のみを容易するだけとなっています。
製作仕様として特に指定が無いので、当方の標準的な仕様とさせていただきました。

(製作仕様)
基本仕様書
諸元
・ 1次側電源単相100V15A端子受け
・ 主幹ELB3P 内部側面取りつけ、操作レバー外部露出
・ 電源投入表示灯取りつけ
・ 主要機器 三菱電機製 PLC、サーボ、タッチパネル
・ 制御BOXステンレス無塗装表面処理なし
・ 装置組込設置、IP20相当、強制空冷排気FAN、防塵なし
・ 制御電源DC24V、DC5V

 

BOX容積は充分あり、各機器類は余裕を持った配置を確保できました。
容積に余裕がありますと、熱対流もさほど気にせず 機器配置ができます。
今回は熱量の多いアンプなどは換気扇の真下に設けています。
ただ、入線位置がBOXのほぼ中央で背面からとなっており、少々変則的なケーブル取りまわしとなっています。
主要配線は外枠側のダクトに集中しており、左側面を迂回したルートで引き回しています。
これは装置側と開口部でつながっている箇所からケーブルを離すのが目的となっています。
中央に見えるのはタッチパネルです。
周囲に配置されているのはコマンドスイッチになります。
PLCと同じBOX内で左側側面に取り付けられています。
その分、BOXの奥行きが大きく取られています。

今回のBOXは装置に組み込まれる事になっています。
側面、下面などに機器取り付けのタップ穴などはたてられない条件でしたが充分な面積があった為、問題なく機器配置ができました。
こちらの案件は必要最小限での作業で完了しています。

 

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