【 タッチパネルデータコンバート作業記録のご案内 】
作業内容 ・既存のDOSデーターをWindowsデーターに変換し、新規タッチパネルに転送する。 |
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DOSデーター | ・デジタル製 GP−230用として作製 ・画面数 約360画面 |
Windowsデーター | ・デジタル製 GP−270用として変換 ・追加で数画面を作成 |
デジタル製のタッチパネルについて
カタログなどを見ると、上記仕様のようなGP70シリーズは 既に載っていません。
販売はしているようですが、新しいGP2000シリーズに切り替わりつつ あるようです。
今回は既存のパネルのみを新規に交換する為、取付け部分は そのままの状態で行なうのが条件でした。
しかし、他のシリーズでは開口寸法など変わってしまうため、この型式に決定しました。
データーのコンバート作業
コンバート自体はデジタルの編集ソフトにユティリティーとして用意されているものを使用すれば、変換自体は簡単に終了しました。
しかし、DOSデーターとWindowsデーターとでは 内部の処理方法が違うらしく、データー量が増えてしまう様です。
変換後,タッチパネルのメモリ不足で、データーが転送できない事態になりました。
データーの転送量を調べるとGP内のメモリーの160%となっていました。
アップロード情報を除いた状態で約85%。
試しに、ユティリティーのリビルトプログラムでデーターをチェックしてみると かなりの多重設定の画面が出てきました。
これらは、全て削除されたようですが 転送量は大差ありません。
今回は アップロード情報なしで転送する事になりました。
弊害として、タッチパネルからのデーターの吸い上げが出来なくなります。
最後に
DOSでの画面データー作製は画面を共通にして使用できなかった為、元データーは膨大な量となっていました。
たしかに このままの状態で変換した場合、同じようなデーターが多数 存在してしまい、必然的にファイルサイズは大きくなってしまうでしょう。
もっとも、ここまで膨れ上がったデーターは稀かも知れません。